ずっとずっと前から、きちんと自炊できる生活をしたいと思っていた。だけど、仕事の後はそのエネルギーが残っていなくて外食や中食が多いのが私の日常だった。子どもの頃、母親の手伝いをする機会もあまりなかったから、食事を用意するということが手慣れていない。でも、ずっとできなかったことを今楽しめているのがとても嬉しい。在宅ワークになってから100%自炊生活を維持できている。
スーパーは本当に混んでいるの？
新型コロナの感染を防ぐために食品の買い物をするにしても2mのソーシャルディスタンスを保たなくてはいけない。今はスーパーや病院が最も危ないと言われているし、SNSを覗いてみるとスーパーの食品棚から商品が消えている写真が溢れている。
私の自宅の近くにはイオン系列の「まいばすけっと」がある。少し歩くと「サミット」もあるのだけど、広いスーパーは探し物を見つけるのが大変だし、私は小ぶりな店舗である「まいばすけっと」が気に入っている。
おそらく「まいばすけっと」のターゲット層は"都心に住んでいる働く人”なのだと思う。ピークタイムはあるのかも知れないけれど、私がいつも行く時間はとても空いている。食品棚が空っぽになることもないし、通常と比べたら売れ行きがいいなと思う棚もあるけれど、買いだめによって自分自身がモノが手に入らないことを心配する必要もない。
スーパーが混んでいると騒いだり不安になっている人は、ほとんど多くの人と同じ行動パターンの中に生活しているのかもしれない。だとしたら、その大衆パターンから抜け出た時に、快適な生活が待っているのかも。
ミートボールのトマト煮のスープがパスタソースに
前までの私だったら、頑張ってミートボールのトマト煮を作ったとしてもそれを消化して終わり。でも、今回は残ったスープをパスタソースに変身させることができた！と言っても、ほとんどそのままで何か手を加えたわけではないのだけど、冷蔵庫の中やキッチンにあるもので別の何かを作り出すことができたのは大きな進歩だった。
1週間以上も自炊生活を続けていると、さすがに飽きてきたり毎回毎回の食事を完璧にこなすことはいくら時間ができたと言ってもむずかしい。他にもやりたいことがあるのだから（こうやってブログを書いてみたりね）。
だから、「このトマトソースどうやって食したら美味しいかしら？」という問いと、「今日はちょっと手抜きして１品作れないかしら？」という問いの両方を満たしたのがパスタだったのだ。こうやって手を動かしたり、創造力を働かせる活動はとっても楽しい。
やっぱり真似て学ぶのが一番
昨年の夏、92歳の祖母が認知症になって母が介護できない数日の間だけ、祖母と2人で過ごした時があった。その時に、意識はしていなかったけれど、冷蔵庫の中に何がどのように常備されているのか、いつのまにか脳内にインプットしていたようで、今回の自炊生活にとても活きている。
私は母のサラダの作り方も気に入っていた。真似てみたら、いろんな素材をちょっとずつミックスして美味しくて飽きないサラダができあがった。素材の種類が少ないと飽きてしまうサラダもちょっとずつミックスが美味しい。ドレッシングも複数の種類を試してみたけれど、チョレギサラダ用のドレッシングがお気に入り。
どんなことも、達人を真似るのが一番の近道。真似て学ぶ。これがいちばん。
さて、今日はこの後、友人2人がインスタライブをしてくれるから、それを聴くのがとっても楽しみ！ここまで読んでくれて、ありがとう。
Masako Yamamoto
